グルメ

ベトナムお菓子はまずい?その理由と、絶対に失敗しない「神土産」をガチ解説

yama333

こんにちは!Go!Go!ベトナムジャーニー、運営者の「アオザイ」です。

いやー、ベトナム、いいですよね。あの終わりのないバイクのクラクション、路地裏から漂ってくるフォーの湯気、そして夜になると幻想的に光るランタン。もう、歩いてるだけでテンション上がっちゃいます。

で、ですよ。旅行の楽しみといえば、やっぱり「お土産」じゃないですか?現地の美味しいものとか、可愛い雑貨とか探すのってワクワクしますよね。

でも…旅行前にちょっと検索してみると、とんでもないワードが出てきてビビった人、いませんか?

「ベトナム お菓子 まずい」

…えっ、てなりますよね(笑)。「え、私、職場に配るお菓子どうしよう?」「変なもの買って嫌われたくない!」って、急に不安モード突入みたいな。

正直に言います。その不安、あながち間違いじゃありません。「うわ、これ無理!」ってなるお菓子、確かに存在するんです。でもね、それにはちゃんと理由があるし、逆にそれを避ければ、今のベトナムには世界レベルで「ウマい!」と叫びたくなる絶品スイーツが山ほどあるんですよ。

「とりあえず空港で海外ブランドのチョコ買っとけばいいか…」なんて諦めるのはまだ早い!この記事では、なんで「まずい」なんて言われちゃうのか、そのディープな理由をぶっちゃけ解説しつつ、絶対に外さない、むしろ「これどこで買ったの!?」って感謝される最強のお土産選びのコツを伝授します。

これを読めば、もうお土産売り場で立ち尽くすことはなくなります。約束します。

  • なぜ日本人はベトナムの伝統菓子を「まずい」と感じてしまうのか?その感覚のズレ
  • これを渡すと人間関係にヒビが入るかも!?要注意な食品のヤバい特徴
  • プロも認める!世界的な賞を獲ったベトナム産チョコやナッツの凄さ
  • 「センスいいね!」と言われる、職場や友人への最強バラマキ土産

ベトナムのお菓子はまずい?理由と苦手の背景

ネットで「ベトナム お菓子」って打つと、サジェストに食い込んでくる「まずい」の3文字。これからウキウキでベトナム行くのに、水差さないでよって感じですよね。

でもこれ、単に「美味しくない」って話じゃないんです。私たち日本人の舌とか、食習慣と、ベトナムの伝統との間に「埋められない溝」があるケースが多いんですよね。現地の人にとっては「懐かしいおばあちゃんの味」でも、私たちからすると「!?(未知との遭遇)」になっちゃう。

なんでそんな悲劇が起きるのか。気候とか歴史とか、ちょっとその辺の「裏事情」を深掘りしてみましょうか。

世界最悪評価の緑豆ケーキ

まず槍玉に挙げたいのが、これ。空港とかお土産屋さんに行くと、金ピカの箱に入って山積みされてる「バインダウサイン(緑豆ケーキ)」。ガイドブックにも絶対載ってます。

これね…正直言いますけど、日本人の間でも評価が真っ二つ、いや、ぶっちゃけ「苦手」って人が大半なんじゃないかなあ。

信じられない話なんですけど、世界の料理を紹介するサイト「TasteAtlas」で、過去に「評価の低いベトナム料理ワースト1位」取っちゃったことがあるんですよ。動物の血を使った料理とか、強烈な発酵臭のする麺料理とかを差し置いて、ただの甘いお菓子がワースト1位って…ある意味すごくないですか?

緑豆の粉を固めたお菓子で、見た目は「きな粉棒」とか「落雁(らくがん)」っぽいんですけど、口に入れた瞬間、事件が起きます。

口の中が砂漠化する「パサつき」

まず、乾燥レベルが異常です。口に入れた瞬間、唾液という唾液を一瞬で持っていかれます。「ホロホロ崩れる」って言えば聞こえはいいけど、実際は「口の中の水分ゼロ」状態。お茶なしで食べたら、粉が喉にへばりついて「ごふっ!」ってなります。窒息するかと思った、って人もいるくらい。

日本人を拒絶する「ラード」の風味

で、もっとヤバいのが「匂い」です。ここ、テストに出るくらい重要ですよ。

ここがマジで要注意!
伝統的なバインダウサインには、口当たりを良くするために「ラード(豚の背脂)」が練り込まれてることが多いんです。

ラーメンに入ってるラードは最高ですよ?でもね、常温の甘いお菓子から豚の脂の匂いがするって、日本人の脳みそは処理できないんです。

口の中で粉が溶けた瞬間、ムワッと広がる独特の獣臭さ。「え、これ古くなった油?」とか「なんか酸化してない?」って脳が警告出しちゃうんです。これが「まずい!」の正体。

もちろん、現地流に熱いお茶と一緒にちびちび食べれば、脂が溶けて美味しい…らしいんですけど、お土産でもらってそのままパクっといったら、もうトラウマ確定です。

匂いが強烈なドリアンやチップス

南国だし、フルーツ系のお菓子なら安心でしょ?って思いますよね。甘い甘い。ここにも地雷が埋まってます。

特にドライフルーツやチップス。「ジャックフルーツ(パラミツ)」のチップスなんて、スーパーで山ほど売ってますけど、これの匂いがまた独特なんです。

ジャックフルーツの「ガスの匂い」

ジャックフルーツ自体は美味しいんですよ。でもチップスにすると、なんかこう…硫黄っぽい匂いが強調されちゃうんです。

これを食べた日本人からは「腐った玉ねぎの匂いがする」「プロパンガス漏れてない?」「生乾きの雑巾…」なんて散々な言われよう(泣)。味は甘いサツマイモみたいで悪くないんですけど、袋を開けた瞬間の「アロマ」が強烈すぎて、周りの人がギョッとします。

オフィスで休憩中にこれ開けて、「え、なんかガス臭くない?」って騒ぎになったら、もう犯人はあなたです。

最強の生物兵器「ドリアン餅」

さらにその上を行くボスキャラがいます。「果物の王様」ドリアンを使った「バインピア」。ドリアン餡のパイなんですけど、これはもう「混ぜるな危険」レベル。

商品名特徴お土産リスク
ジャックフルーツチップス独特のガスっぽい甘い匂い好き嫌いが激しい。袋を開けると部屋中がその匂いになる。
バインピア(ドリアン餅)個包装を貫通する悪臭スーツケースの中身全滅。職場での開封はテロ認定。

ドリアンのすごいところは、個包装なんて意味ないくらいの透過力。スーツケースに入れて帰ったら、服もお土産も全部ドリアン臭。ファブリーズしても落ちないレベルの悲劇が起きます。ジップロック三重にしても漏れるって、どういうこと?

これを職場で配るなんて、もう「辞表代わり」かと思われますよ。

歯にくっつくココナッツ飴

メコン川クルーズとか行くと、絶対連れていかれるのが「ココナッツキャンディ(ケオズア)」の工場。煮詰めてる甘い匂い、いいですよねー。素朴で美味しいし。

でもこれ、食べる人を選びます。というか、歯を選びます。

粘着力が、凶器レベル。

最初は硬いんですけど、口の中で温まると、キャラメルの比じゃないくらいネチャァ…って歯にくっつくんです。もし、銀歯とか詰め物(インレー)してる人が不用意に噛んだら?

…はい、高い確率で「ボロッ」といきます。さようなら、私の詰め物。

「味はいいけど、いつまで経っても飲み込めない」「歯の治療費の方が高くついた」なんて笑えない話も。あと、包んでる薄い紙(オブラート)をプラスチックだと思って、必死に剥がそうとしてイライラするのも「あるある」ですね。

おじいちゃんおばあちゃんへのお土産には、絶対やめたほうがいいです。これマジで。

日本人の口に合わない油と砂糖

あと全体的に言えるのが、「甘さ」と「油」の感覚が日本と違いすぎるってこと。

ベトナムって暑いじゃないですか。冷蔵庫がない時代から、食べ物を腐らせないために砂糖をドバドバ入れて保存性を高めてたわけです。だから、日本人からすると「頭痛くなるくらい甘い!」ってのが多い。

日本って「甘さ控えめ」が正義みたいなとこあるじゃないですか?ベトナムの伝統菓子は、その真逆を全力疾走してます。

それに、安いお菓子だと使ってる油もちょっと…。コスト下げるために安い植物油とかラード使うから、ちょっと酸化したような油臭さが残っちゃう。繊細な日本の舌だと、これが「雑味」としてダイレクトに伝わっちゃって、「まずっ!」ってなっちゃうんですよね。

お土産選びで失敗する共通点

こうやって見てくると、「まずい」って言われる理由、なんとなく分かってきましたよね?でもね、失敗してる人には共通のパターンがあるんです。

失敗する人の「あるある」パターン

  • 「ガイドブックに載ってるし間違いないっしょ」と伝統菓子を盲信
  • スーパーで「なんか安いし量多いからこれ!」って謎のゼリーとか買っちゃう
  • 「ネタになるかもw」って臭い系を買って自爆
  • パッケージの絵だけ見て、中身を確認せずに買う
  • 自分で味見もせずに「たぶん大丈夫」で配っちゃう

特に職場へのバラマキで、謎の安いお菓子買うのはロシアンルーレットすぎます。「ベトナム行ってきたんで〜」って配ったものが、相手にとって「罰ゲーム」だったらどうします?

「伝統=美味しい」とは限らない。これが異文化の難しいところ。でも大丈夫、安心してください。「じゃあ何買えばいいのよ!」って怒らないで。今のベトナムには、そんな地雷を全部回避した「神土産」があるんですから。

ベトナムのお菓子がまずい評価を覆す絶品土産

「ベトナムのお菓子はまずい」なんて、もう過去の話。今のベトナム、すごいですよ?

フランス統治時代のカフェ文化と、豊かな大地で育つカカオやナッツが融合して、お菓子業界に革命が起きてます。「これ日本のデパ地下で売っててもおかしくないでしょ?」ってレベルのものがゴロゴロあるんです。

私が実際に食べて感動して、友達に配ったら「え、これどこで売ってるの?もっとない?」って詰め寄られた(笑)、間違いなく喜ばれる絶品土産を紹介します。

高級なMAROUのチョコレート

今、ベトナム土産の王様といえばこれ。「MAROU(マルゥ)」のチョコレート。もしあなたが「東南アジアのチョコなんて、甘いだけでしょ?」って思ってるなら、土下座して謝りたくなるレベルです。

これ、ただのお菓子じゃなくて「作品」なんですよ。

フランス人がベトナムのカカオに惚れ込んで作ったブランドで、豆の選定からチョコになるまで全部自社でやる「Bean to Bar(ビーントゥバー)」。世界の賞を総なめにしてます。

産地で味が全然違う!「シングルオリジン」の衝撃

何がすごいって、カカオの産地ごとに味が全然違うんです。「シングルオリジン」ってやつですね。

  • ティエンジャン省産: まるでフルーツ!スパイシーで酸味があって、大人の味。
  • ベンチェ省産: ココナッツみたいなコクがあってクリーミー。
  • ラムドン省産: ベリー系の酸味とミントっぽい清涼感。チョコなのに!

「チョコに酸味?」って思うでしょ?でもこれが、高級なワインとかコーヒーみたいで、めちゃくちゃ奥深いんです。パッケージも最高。金色の刻印が入ってて、飾っておきたくなるくらいオシャレ。

板チョコ1枚で800円〜900円くらい。現地の物価からしたら超高級品ですけど、日本でこのレベル買ったら倍はしますよ。自分へのご褒美に絶対買ってほしい!

他にもあるよ!注目ブランド
ダナンの「Pheva(フェバ)」もおすすめ。18色から箱の色を選べるし、ピスタチオ味とか最高。あと「Alluvia(アルヴィア)」は農園直営だからコスパよくて濃厚!

美味しいカシューナッツの魅力

「甘いものはちょっと…」って人、いますよね。あとお酒好きな人。そういう人には、迷わず「カシューナッツ」です。実はベトナム、カシューナッツの輸出量で世界トップクラスの「ナッツ大国」なんですよ。

その実力は数字にも表れてます。ベトナムのカシューナッツ輸出額はずっと世界トップレベルを走ってて、品質もガチです(出典:Vietnam.vn『カシューナッツ産業と新たな輸出記録』)。

現地のカシューナッツは粒が大きくて、味が濃い!クリーミー!日本で買う半額以下とかで買えちゃうのも魅力です。

絶対に「皮付き」を買って!

スーパーに行くと白いのと茶色いのが売ってますけど、絶対「皮付き(渋皮付き)」を選んでください。

薄皮がついたままローストしてるから、香ばしさが段違い。皮のちょっとした渋みと塩気が、ナッツの甘みを引き立てて…もう、手が止まらない。中毒性ありすぎて危険です。

フレーバー系も進化してる

最近は味付きもすごいです。「YUGOC(ユーゴック)」とか、日本人好みの味を分かってるんですよねー。

  • 鼻に抜ける辛味がたまらん「ワサビ味」(ビール泥棒!)
  • レモングラスが効いた「トムヤムクン味」(女子ウケ最高)
  • ほんのり甘い「ココナッツミルク味」
  • ガツンとくる「ガーリック&チリ味」

これはもう、上司へのお土産に最適。真空パックとか瓶詰めのちゃんとしたやつ買えば、日本に帰ってもカリカリのまま楽しめます。

日本人が作るスターキッチン

「現地の味もいいけど、やっぱり衛生面とか心配…」「絶対ハズしたくない」っていう慎重派のあなた。そんなあなたには「Star Kitchen(スターキッチン)」があります。

ここ、日本人パティシエが立ち上げたブランドなんです。「ベトナムの美味しい素材」を使いつつ、「日本のレシピと品質管理」で作る。つまり、美味しいとこ取り!安心感が違います。

ド定番だけど最強「サイゴンバナナクッキー」

一番人気は「サイゴンバナナクッキー」。「あれ、なんか聞いたことある名前…」って思った?(笑)でもこれ、本気で美味しいんです。

ベトナムの完熟バナナを使ってて、しっとりサクサク。ホワイトチョコが挟まってて、誰が食べても「あ、これ美味しい!」ってなる味。パッケージもポップで可愛いし、個包装だから配りやすい。完璧かよ。

話のネタになる「バインミーラスク」

あと「バインミーラスク」も面白いですよ。国民食バインミーをラスクにしちゃう発想。パクチーとかチリソースの味がするのに、ちゃんと美味しい。「え、バインミーのお菓子?」って会話も弾みます。

バラマキならココナッツクラッカー

「職場の人数が多くて…」「サークルで配りたいからとにかく数が欲しい!」って人には、これ一択。ダナンとかホイアンの名物「ココナッツクラッカー(バインズアヌオン)」です。

さっきの「飴」とは違いますよ?こっちは「煎餅(せんべい)」です。ココナッツの果肉と米粉を焼いたやつ。

食感はガリッ!と硬めなんですけど、焼いたココナッツの香ばしさとバニラの香りが最高。日本の「南部せんべい」とか「フロランタン」の端っこみたいな味で、日本人のDNAに訴えかけてくる懐かしさがあるんです。

ここが最強の理由
1袋に12〜15枚くらい入ってて、値段は150円〜200円くらい。激安。しかも個包装。「安い、多い、ちゃんとウマい」。バラマキ土産の三冠王です。

スーパーに行けば緑色のパッケージで売ってます。これ見つけたら、スーツケースの隙間埋める勢いでまとめ買い推奨です。本当にハズしませんから。

スーパーで買える安い人気商品

専門店に行く時間がなくても、その辺のスーパー(WinMartとか)やコンビニで買える「隠れた名品」もあるんです。

サクサク軽い「Vina Crepe(バインケップ)」

おすすめは「Vina Crepe(バインケップ)」。薄い生地をクルクル巻いたクレープ菓子で、サクサク軽い食感がいい感じ。特に「ココナッツミルク味」とか「パンダンリーフ味」がおすすめ。

パンダンリーフって緑色してるから「草味?」って思うかもですけど、「東洋のバニラ」って呼ばれるくらいいい香りなんです。甘すぎなくて上品。お茶請けに最高ですよ。

殻割り体験ができる「マカダミアナッツ」

あと、マカダミアナッツも狙い目。ベトナムの中部ってマカダミアナッツの産地なんですよ。

殻付きのまま売ってて、袋の中に専用の金具が入ってるんです。自分で「パキッ」って殻を割って食べるスタイル。これ、ちょっとしたイベント感あって楽しいし、盛り上がります。割りたては酸化してないから、ミルキーで驚くほど美味しい!

選ぶときは、パッケージに星マーク(OCOPマーク)がついてるやつを探してみてください。政府のお墨付きなんで、品質も安心です。

ベトナムのお菓子はまずいか結論

結論!「ベトナムのお菓子はまずい」なんて噂は、一部の伝統菓子(あの緑豆のやつとか)や、匂いが強すぎるやつを食べちゃった人の悲鳴にすぎません。

確かに、日本人にはハードル高いものもあります。でも、それも食文化の面白さですよね。でもお土産にするなら、やっぱり喜んでもらいたい。

今のベトナムには、MAROUのチョコとか、YUGOCのナッツとか、スターキッチンみたいな、日本人の舌を唸らせるクオリティのものが溢れてます。「まずい」なんて言葉に惑わされないで、正しい知識で選べば、ベトナムのお菓子は最強の武器になります。

ぜひ、スーパーや専門店で宝探しする気分で、とっておきの一品を見つけてきてくださいね。あなたのベトナム旅行が、美味しい思い出でいっぱいになりますように!いってらっしゃい!

ABOUT ME
アオザイ
アオザイ
アオザイで旅する感性派ライター
「Go!Go!ベトナムジャーニー」の運営者。ガイドブックには載っていないような、五感で感じるベトナムの魅力を発信しています。おしゃれなカフェから、地元民しか知らないディープなスポットまで、等身大の目線で旅の楽しさを伝えます。彼女のブログを読めば、まるで一緒に旅をしているような気分になれるはず。
記事URLをコピーしました